2023/1/24
原田マハ ミニフェア開催!
女性の苦悩を描いた短編驟「独立記念日」か、若き画家の才能をめぐるアート小説「異邦人」か。
顔をあげ、風を感じてごらん、世界はやさしく豊かだ。
彼女の才能と「美」に翻弄される人々の隆盛と凋落を艶やかに描く、著者新境地の衝撃作。
恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失……。
さまざまな年代の女性たちが、それぞれに迷い悩みを抱えながらも、誰かと出会うことで、何かを見つけることで、今までは「すべて」だと思っていた世界から、自分の殻を破り、人生の再スタートを切る――。
寄り道したり、つまずいたりしながらも、独立していく女性たちの姿を鮮やかに描いた、24の心温まる短篇集。
「独立記念日」
価格 946円(税込)
「美しさ」は、これほどまでに人を狂わすのか。
たかむら画廊の青年専務・篁(たかむら)一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々(うつうつ)とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが……。
「異邦人」
価格 924円(税込)
ワンフロアの広さを持つ「文教堂」では、新刊・ベストセラーを中心に、雑誌・書籍を豊富に取り揃えました。